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なぜ歯の根元が黄ばむの?原因と対処法

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なぜ歯の根元が黄ばむの?原因と対処法

なぜ歯の根元が黄ばむの?原因と対処法

2024/04/042024/05/21

鏡を見た時に、歯の根元が茶色く変色していると感じたことはありませんか?歯磨きをどれだけ頑張っても改善されず、諦めてしまっている方も多いかもしれません。この記事では、歯の根元が茶色くなる原因とその対処法について詳しく解説していきます。

目次

    歯の根元が黄ばむ原因

    ◇歯垢や歯石:歯の根元に付着した磨き残しによる歯垢や歯石などの汚れが、歯の色を黄ばませることがあります。歯垢は歯ブラシで取り除くことができますが、歯石は歯垢が固まってしまったもので、自分で取り除くことはできません。さらに、歯石が付着した歯は表面がザラザラしており、汚れがさらに付きやすくなります。歯垢や歯石は細菌の塊であり、放置すると歯周病の原因にもなるため、注意が必要です。

    ◇着色汚れ:コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレー、チョコレートなど、色の濃い食べ物や飲み物を多く摂取することで、歯に色素が付着しやすくなります。飲食物だけでなく、タバコのヤニも歯の着色汚れの原因となります。ニコチンやタールが歯の表面に付着することで、歯が茶色くなることがあります。

    ◇神経が死んでいる:歯の神経は、かみ合わせによる大きな負荷や強い衝撃などの外傷によって失われることがあります。また、虫歯治療の際にも神経を取ることがあります。神経を失った歯は、徐々に茶色やグレーなどの色に変色し始めます。さらに、歯の耐久性も低下し、割れやすくなってしまいます。

    ◇詰め物の経年劣化:虫歯などの治療で詰め物や被せ物をする際、素材によっては経年劣化による変色が起こることがあります。特に金属製の被せ物は時間とともに金属が溶け出し、歯や歯茎が黒く変色する可能性があります。

    ◇加齢:歯は、エナメル質、象牙質、歯髄の3つの構造で構成されています。象牙質はエナメル質の下にあり、黄色っぽい色をしているため、透明なエナメル質を通して歯が黄ばんで見えることがあります。年齢を重ねると象牙質の色が濃くなり、同時にエナメル質は薄くなるため、色素が透けて歯がより黄ばんで見えるようになります。

    黄ばんだ歯を白くする方法

    ◇歯垢や歯石の場合:前述の通り、歯垢は歯ブラシを使って取り除くことができますが、歯石は特別な道具を使用しなければ取り除くことができません。歯科医院でのクリーニングにより、硬い歯石や自分では磨きにくい箇所の歯垢なども効果的に除去することができます。

    ◇着色汚れの場合:歯垢や歯石と同じく、歯科医院でのクリーニングによって、ステインなどの着色汚れを取り除くことができます。また、ホワイトニングを行うことで着色汚れを取り除くことも可能です。

    ◇神経が死んでいる場合:神経を失った歯は、通常は耐久性が低下するため、歯が割れないように金属などの被せ物を行うことが一般的です。見た目に気を使いたい場合は、白いセラミックなどを被せることがおすすめです。また、歯の表面に白いプラスチックやセラミックなどを貼り付けるラミネートベニアという方法もあります。通常のホワイトニングでは、神経を失い変色した歯を白くすることは難しいですが、歯の内部にホワイトニング剤を入れるウォーキングブリーチという方法を行うことで、歯の色を改善することが可能です。自分の歯を削らずにホワイトニングを希望する方は、相談してみると良いでしょう。

    ◇詰め物の経年劣化の場合:詰め物や被せ物が変色したり黒ずんだりした場合、ホワイトニングで白くすることはできません。しかし、新しい詰め物や被せ物に交換することで見た目を改善することができます。金属による着色が気になる場合は、金属を使用しないセラミックなどの被せ物を選択することもできます。また、最近では光を当てることで固まるコンポジットレジンを使用して歯を修復する方法もあります。この方法は簡単で、歯の隙間を埋めたり欠けた部分を補ったりするのに役立ちます。

    ◇加齢の場合:歯が黄ばんで見える場合、ホワイトニングによって改善することができます。歯科医院では、主に「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」という2つの方法があります。オフィスホワイトニングは歯科医院で施術を行い、ホームホワイトニングは自宅でマウスピースに溶液を入れて行います。また、この2つを組み合わせた「デュアルホワイトニング」もあります。ホワイトニング方法によって、効果の持続時間や実感までの期間が異なります。ホワイトニングの効果は個人によって異なりますが、歯科医院でのホワイトニングによって歯の黄ばみを抑えることができます。

    日常的に行えるケア

    歯の根元の着色に対処する方法を原因別に紹介しましたが、日常的に行えるセルフケアについてもご紹介していきます。

    ◇着色の原因となる食べ物・飲み物を控える:濃い色の食べ物や飲み物を過剰に摂取すると、ステインなどの着色汚れの原因になりますので、摂取量に注意しましょう。特に、ポリフェノールが多く含まれるワインやコーヒーは要注意です。食後に口をゆすぐことで着色の付着を抑えることができます。また、ヤニによる着色の原因でもあるタバコは、健康のためにも極力控えるようにしましょう。

    ◇食後の歯磨きを習慣付ける:歯磨きを丁寧に行うことで、歯垢などの汚れを取り除き、虫歯や歯周病の予防につながります。歯磨きをしっかり行うことで初期の虫歯の進行を止めることも可能です。歯磨きをする際には、歯磨き粉の選び方も重要です。研磨剤が含まれている歯磨き粉は着色汚れに効果的ですが、歯を傷つける可能性もあります。歯の健康を保つためには、研磨剤未使用のホワイトニング歯磨き粉がおすすめです。

    まとめ

    歯の根元が黄ばむ原因とそれぞれの対処法を紹介しましたが、普段の生活や歯磨きを見直すことでも、着色や汚れの付着を防ぐことができます。まずは、原因を一つずつ解消し、再発を防ぐためにできることから始めましょう。ホワイトニング歯磨き粉はコスパが良く、手軽に始められるのでおすすめです。

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