ホームホワイトニングの効果は?正しいやり方と注意点を解説
2024/05/012024/05/22
近年注目を集めているホームホワイトニング。ホワイトニングに興味があっても、実際にどのようにホームホワイトニングを行うべきか理解している人は限られているかもしれません。そこで今回は、ホームホワイトニングの方法について、やり方や効果、注意点をご紹介します。
目次
ホームホワイトニングとは?
「ホワイトニング」と聞くと、多くの人が歯科医院に通わなければならないと思っているかもしれません。歯科医院への通院が面倒で、なかなか挑戦できないという方もいるでしょう。そんな方におすすめなのが、今回ご紹介するホームホワイトニングです。ホームホワイトニングは、自宅で自分のペースで行えるホワイトニング方法です。最初に歯科医院でマウスピースを作ってもらい、ホワイトニング剤を処方してもらう必要がありますが、マウスピースとホワイトニング剤が揃えば、あとは自宅で自分の都合の良い時間に行うことができます。
ホームホワイトニングの方法
ホームホワイトニングの手順は以下の通りです。
まず、歯磨きをして歯の汚れを落とします。次に、ホワイトニングジェルを入れたマウスピースを装着し、指定された時間を過ごします。時間が経ったら、マウスピースを外してうがいをしましょう。もし薬剤が歯に残っている場合は、歯磨きをして薬剤を流すようにしてください。ホームホワイトニングは即効性があるわけではありません。早い人であれば、毎日行って3~4日で効果を感じることができますが、一般的には1週間から2週間かかります。また、毎日行えない場合は、効果を感じるまでに時間がかかる傾向があります。結果が出なくても、1~2週間は根気強く続けてみてください。ホームホワイトニングでは、低濃度の薬剤を使用して歯の内部までしっかりと白くするため、効果の持続期間は比較的長いです。ただし、歯の質や喫煙やコーヒー、紅茶などの着色汚れを摂取すると、色が戻りやすくなります。持続させたい場合は、歯磨きなどのケアも丁寧に行うようにしてください。
ホームホワイトニングの注意点
自宅で行えるホームホワイトニングは、歯科医院に通うよりも手軽なホワイトニング方法としておすすめですが、いくつかの注意点があります。以下では、手軽さゆえに注意が必要なポイントについてまとめていきます。
◇歯がしみたり痛みが出る場合がある
ホワイトニングを行った後、知覚過敏が起こることがあります。この場合、歯がしみたり痛みを感じることがありますが、通常は数時間から1日程度で収まります。もし痛みがある場合は、ホワイトニングを中断し、痛みが長く続く場合は歯科医院に相談しましょう。ホワイトニングジェルが歯の神経に刺激を与えている可能性も考えられます。ホワイトニングの頻度や方法についても相談し、自分の歯に合ったホームホワイトニングを行うようにしてください。
◇寝ながらホワイトニングをする
ホームホワイトニングのホワイトニング剤にはさまざまな種類があり、中には寝ながら使用できるものもあります。しかし、注意点としては、液が歯茎に漏れていないか確認することが重要です。液が漏れていると歯茎が漂白されて白くなる可能性がありますので、漏れている場合は丁寧に拭き取ってください。また、長時間使用できない液剤の場合、寝ながらホワイトニングするのは危険です。朝までそのまま寝てしまうことがないよう、寝ながらのホワイトニングは避けるようにしましょう。
◇効果がない
歯の状態によっては、ホームホワイトニングの効果が得られないことがあります。具体的には、歯の神経が死んでいる場合や人工歯の場合です。このような場合、ホームホワイトニングでは効果が期待できません。マウスピースを作る際には、自分の歯がホワイトニング可能かどうかを歯科医師に確認しておくと安心です。
◇重度の虫歯、歯周病がある
虫歯になった歯は非常に脆くなります。歯の表面に穴や亀裂があると、外部の刺激に敏感になります。
◇妊娠中・授乳中
ホワイトニング剤の使用により、胎児や乳児に悪影響が及ぶ可能性があります。
◇中学生以下
これも悪影響を及ぼす可能性があります。
まとめ
今回は、ホームホワイトニングについて紹介しました。 ホームホワイトニングのメリットは、自分のペースで気軽に行えることです。ただし、歯の質などによっては行える頻度に制限が出たり、忘れてしまう日があったりすると、効果を実感するまでに時間がかかってしまいます。ホームホワイトニングを行う前には、歯科医院でしっかりと相談するようにしましょう。