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ホワイトニングにかかる費用の相場は?種類ごとに紹介

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ホワイトニングにかかる費用の相場は?種類ごとに紹介

ホワイトニングにかかる費用の相場は?種類ごとに紹介

2024/04/302024/05/22

歯の黄ばみは、通常の歯磨きだけではなかなか取れません。しかし、ホワイトニングを受ける際には、費用が気になる方もいるかもしれません。この記事では、ホワイトニングの料金相場や選び方について紹介しますので、ホワイトニングを検討している方はぜひ参考にしてください。

目次

    ホワイトニングにかかる値段の相場

    それぞれの施術方法によって費用が異なりますので、以下では一般的な料金相場を紹介します。自分の予算に合った方法を選んでみてください。

    ①オフィスホワイトニング

    オフィスホワイトニングは、歯科医院で行う歯のチェックや事前クリーニング、ホワイトニングを含む総合的なケアのことです。専用の薬剤や機器を使用して行うため、効果が出やすいとされています。施術内容によっては、元の歯の色よりも白くすることも可能です。
    オフィスホワイトニングの料金相場は1回あたり10,000円から70,000円程度です。料金は歯科医院によって異なり、使用する薬剤や機器によっても変動します。施術には30分から1時間ほどかかります。
    効果の持続期間は3〜6ヶ月程度であり、定期的な施術が必要となります。一方で、1回の施術で効果を感じる方もいるため、短期間で歯を白くしたい方には適しています。特に結婚式などの大切な日の前に利用されることが多いです。

    ②ホームホワイトニング

    ホームホワイトニングは、歯科医院で作られたマウスピースに自分で薬剤を塗って装着する方法です。マウスピースの装着時間は1日1~2時間程度で、仕事や学校などの日常生活に支障をきたしません。効果を実感するまでには、最短でも2週間程度かかります。
    ホームホワイトニングの料金相場は、マウスピースの制作には15,000円~40,000円程度、薬剤(7日分)には5,000円程度かかります。もし効果が2週間かかった場合、総額で25,000円~50,000円ほどの費用がかかります。
    効果の持続期間は6ヶ月~1年程度であり、比較的長い期間白さを保つことができます。ホームホワイトニングは、歯の表面だけでなく、内側の象牙質の黄ばみも徐々に白くしていく方法です。
    白さを実感するまでには時間がかかりますが、長期間白さを維持したい方におすすめです。

    ③デュアルホワイトニング

    デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法です。まず歯科医院で薬剤を使用してホワイトニングを行い、その後はマウスピースを装着してより白い歯を目指します。
    両方の方法を組み合わせることで、より効果を実感できますが、歯科医院での施術費用やホームホワイトニング用の薬剤などを合わせると、50,000円~80,000円ほどの費用がかかります。
    デュアルホワイトニングは、効果が最も長続きし、1~2年程度持続します。オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせることで、長期間白い歯を維持することができます。費用は高額ですが、持続性を重視する方にはおすすめの選択肢です。

    ④セルフホワイトニング

    セルフホワイトニングは、自分で歯を白くする方法です。市販の歯磨き粉を使って自宅でケアするか、サロンで施術を受けるかの選択肢があります。

    ・自宅でのセルフホワイトニング

    自宅でのセルフホワイトニングは、市販のホワイトニング用の歯磨き粉や歯の消しゴム、歯のマニキュア、マウスウォッシュなどを購入して自分でケアする方法です。購入する製品によって費用は異なりますが、数百円から数千円程度で済むでしょう。
    ホワイトニング用の歯磨き粉を使用する場合、即効性はありませんが、時間をかけて歯を本来の白さに近づけることができます。毎日のケアを欠かさず行うことで、後戻りを防ぐことができます。一方、歯のマニキュアや歯の消しゴムを使用する場合、数時間から1日程度で元の状態に戻ってしまいます。

    ・サロンでのセルフホワイトニング

    サロンでのセルフホワイトニングは、サロンに訪れてホワイトニング溶液とLEDライトを使用して歯を白くする方法です。施術は約30分かかり、通常はLEDの光照射を2回行います。
    ただし、サロンでの施術は歯科医師や歯科衛生士ではなく、サロンスタッフが行うことはできません。サロンに備えられた溶液や器具を使用しながら、スタッフの指導のもと自分でケアを行う必要があります。
    また、サロンでは歯科医院で使用されるような強力な過酸化水素を使用することはありません。そのため、元の白さに近づけるクリーニング効果が期待できます。サロンでのセルフホワイトニングの料金は、一般的に1回あたり3,000円から5,000円程度です。効果の持続期間はLED照射により2~3週間程度であり、定期的な施術が必要です。

    追加でかかる費用に注意

    ◇診察費や治療費

    ホワイトニングの施術を行う前に、歯科検診を受ける必要があります。もし虫歯や歯周病がある場合は、ホワイトニングの前に治療を行う必要があります。そのため、治療費が発生することもあります。また、一般歯科では通常診察料が別途必要です。

    クリーニング料金

    施術前にタバコのヤニや歯石を取り除くことで、ホワイトニングの効果に影響が出ることがあります。クリーニングをせずに施術を行うことも可能ですが、ホワイトニングの効果をより長持ちさせたい方は、クリーニングとホワイトニングを一緒に行うことをおすすめします。
    歯周病治療を目的としたクリーニングは保険が適用されますが、審美目的のクリーニングは保険が適用されません。ホワイトニングの料金に加えて、およそ10,000円程度の費用がかかります。

    ◇コーティング料金

    ホワイトニングを行った後の歯は、着色しやすい傾向があるため、一部の歯科医院ではコーティングを行っています。コーティングは、ホワイトニング料金に含まれている場合もありますが、気になる方は事前に確認してみてください。

    ◇施術本数の追加料金

    歯科医院によっては、ホワイトニングの料金に「〇本まで」という制限が設けられている場合があります。ホワイトニングの施術本数は、希望する歯の白さによって異なりますが、追加の歯をホワイトニングしたい場合は、追加料金が必要です。

    ◇照射時間の追加料金

    LEDの照射時間によって追加費用が発生することがあります。費用だけで判断せず、LEDの照射時間に関する疑問がある場合は、直接問い合わせることをお勧めします。
    イメージと異なる結果を避けるためには、事前に調査を行うことが重要です。また、長時間の照射が難しい場合は、複数回に分けてホワイトニングを受ける必要があるかもしれません。そのため、通院回数が増える可能性があり、費用も増加する可能性があるので、気になる方は歯科医院に確認してください。

    ◇メンテナンス(アフターケア)の追加料金

    歯をホワイトニングして白くすると、しばらくすると元の色に戻ってしまうことがあります。歯の白さを保つためには、定期的なメンテナンスが重要です。
    メンテナンスの費用は、ホワイトニングの種類によって異なります。以下は、1年間にかかるメンテナンス費用の目安です。

    ・オフィスホワイトニング:120,000~280,000円
    ・ホームホワイトニング:60,000円
    ・デュアルホワイトニング:50,000~100,000円
    ・セルフホワイトニング(月1回の場合):36,000~60,000円

    歯の色が元に戻るまでの期間は、歯の状態や着色の程度によって異なります。特に、神経のない歯や着色しやすい食品をよく摂取する場合は、色が戻りやすい傾向があります。

    歯科医院でのホワイトニングの費用が高い理由

    ◇健康保険の対象外になる

    歯科医院でホワイトニングを受けると高額になる理由は、それが健康保険の対象外であるからです。健康保険は診療や薬の支給、手術などの医療行為にしか適用されず、審美目的の施術は含まれません。そのため、ホワイトニングの費用は健康保険や医療費控除の対象外となります。歯科医院でのホワイトニングは専門家である歯科医師が行うため、費用が高くなる傾向があります。費用を抑えたい場合は、比較的安価なセルフホワイトニングを選択することがおすすめです。

    ◇安くすむ方法は?

    オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングは保険適用外のため、費用を抑えるのは難しい状況です。また、歯のマニキュアやセラミックなどの被せものも保険が適用されません。
    しかし、歯のクリーニングを行うことで、ホワイトニングをしなくても歯を本来の白さに近づけることができます。例えば、タバコのヤニや食品による着色などは、歯のクリーニングで元の歯の色に戻すことが可能です。

    保険が適用される場合、歯の治療は3,000円~4,000円で受けられる可能性がありますが、審美目的の場合は保険が適用されないことに注意してください。虫歯や歯周病などの診断がつくと保険が適用され、費用が抑えられます。
    また、歯を白くする際にお金をかけたくない場合は、市販のホワイトニング用品を使用することもおすすめです。歯を白くする目的の歯磨き粉や歯の消しゴムは手頃な価格で試すことができます。
    ただし、これらの製品は歯そのものを白くするわけではないので、効果に過度な期待は禁物です。気になる着色やくすみを手軽に取り除きたい場合に活用してみてください。市販の歯磨き粉を使用する際は、研磨剤でエナメル質を傷つけないように注意して優しく歯を磨いてください。

    また、サロンでのセルフホワイトニングは、比較的費用が抑えられているためおすすめです。市販のホワイトニング用品よりは費用がかかりますが、歯科医院でのホワイトニングより手軽に試すことができます。もし市販品では物足りない場合は、ホワイトニング専門歯科での施術も検討してみてはいかがでしょうか。専門歯科ではホワイトニングに特化しているため、一般歯科よりも若干安い価格で施術を受けることができます。

    ホワイトニング効果を長持ちさせる方法

    せっかくお金をかけてホワイトニングをしたのに、歯の色が短期間で元に戻ってしまうのは避けたいですよね。ホワイトニング後の白い歯をできるだけ長くキープするためには、どうすれば良いのでしょうか?ホワイトニング効果を持続させ、コストパフォーマンスを高める方法をご紹介します。

    飲食物に気を付ける

    カレーやコーヒー、紅茶など、歯に着色汚れが付着しやすい食べ物や飲み物はできるだけ避けましょう。
    しかし、どうしてもカレーが食べたい、食後のコーヒーがやめられないという場合もあるかもしれません。そのような場合は、着色しやすいものを口にする前に、歯の表面に膜を張ってくれる牛乳などを飲んでおくと予防につながります。
    色素の濃い食べ物や飲み物を口にした後は、すぐに歯磨きをすることも意識しましょう。外出先などで歯磨きできる環境にない場合は、口の中を水でゆすぐだけでも効果が期待できます。

    食べたら歯磨き

    食べかすなどが歯の表面や隙間に残ると、着色汚れが生じます。食事後には歯を磨く習慣を持ち、常に歯を清潔に保ちましょう。
    可能であれば、フッ素が高配合(950ppm以上)されている歯磨き粉を使用することをおすすめします。フッ素による歯の表面のコーティングは、ステインの付着を防ぐのに役立ちます。
    食後に歯磨きができない場合は、口の中を水でゆすぐだけでも効果的です。口をゆすぐことで、一部の食べかすを洗い流すことができ、歯にステインが付きにくくなります。

    禁煙をする

    タバコに含まれるニコチンやタールは、歯の着色汚れの原因となります。ホワイトニング効果を長持ちさせるためには、禁煙をお勧めします。
    さらに、喫煙は歯周病のリスクを高めます。歯周病が進行すると、口臭や歯茎の炎症などの問題が起こるだけでなく、歯が抜ける原因ともなります。
    歯や歯茎の健康を守るためにも、タバコは避けるべきです。自力で禁煙することが難しい場合は、禁煙外来や禁煙補助薬(ニコチンパッチやバレニクリンなど)を検討してみてください。

    飲食をする前に水を飲む

    唾液の分泌が減少すると、歯の表面が乾燥して着色汚れが付着しやすくなります。唾液に含まれる水分は食べかすを洗い流し、口内を清潔に保つ役割を果たしているため、色素の濃いものを飲食する際や何かを口にする際には、事前に水を含んで歯を湿らせる習慣を身につけましょう。また、ガムを噛むことで唾液の分泌を促すことも、着色汚れの予防に役立ちます。

    定期的なクリーニングを受ける

    歯磨きを丁寧に行っていても、歯と歯の間や歯茎との境目、前歯の裏側などは磨き残しが起こりやすいです。
    定期的に歯科医院でクリーニングを受けることもおすすめです。普段のセルフケアでは取りきれない歯垢や歯石を除去してもらえます。
    歯科医院でのクリーニングは、1~3ヶ月に1回程度の頻度で受けるのが目安です。定期的なクリーニングは、着色汚れの予防だけでなく、歯周病や虫歯の予防にも役立ちます。
    ホワイトニング後、歯の黄ばみが気になり始めたら、歯科医院を受診することを検討しましょう。すでに通っている歯科医院があれば、クリーニングが可能か確認してみてください。
    また、ホワイトニングの効果を長持ちさせる方法については、以下の記事で詳しく解説しています。ホワイトニング後の白さを維持し、メンテナンス費用をできるだけ抑えたい方は、ぜひご覧ください。

    ホワイトニング以外の方法で歯を白くする場合の費用相場

    ホワイトニングの効果は個人差があり、薬剤の使用で痛みを感じる人にはオフィスホワイトニングを避けられるかもしれません。また、ホワイトニングの定期的なメンテナンス代を考えると、なかなか手を出しにくいと感じる人もいます。
    もしホワイトニング以外で歯を白くしたい場合は、以下の方法を試してみてください。

    ◇歯のマニキュア:2,000~5,000円/1本

    歯のマニキュアは、歯をコーティングし光を照射することで歯を白くする方法です。歯を削らず、即効性があり、歯の色も好みに合わせられるため、人気が高い施術です。ただし、歯のマニキュアをしている間はホワイトニングを行うことはできません。剥がれたり剥がす必要がある場合は、歯科医院で施術する必要があります。

    ◇ラミネートベニア:5~15万/1本

    歯のエナメル質を削り、薄いセラミックの板を貼り付ける治療法で、定期的な検査やクリーニングを行いながら、長く白い歯を保つことができます。ラミネートベニアは、ネイルチップのように歯の表面に被せるため、剥がれなければ長期間白さを保つことができます。

    ◇セラミック:8~20万/1本

    セラミックは、元の歯を大きく削りセラミッククラウンを歯に被せる治療法です。歯の色だけでなく、大きさや傾きなども調整できます。
    セラミック治療は一度の施術で完了するわけではありません。一度で効果を得たい場合は、歯科医院でのオフィスホワイトニングがおすすめです。
    歯を白くする方法はオフィスホワイトニング以外にもありますので、まずは歯科医院で相談してみることをお勧めします。

    ◇歯茎のホワイトニング:3,000~4,000円

    歯を白くする方法ではありませんが、歯茎のホワイトニングも一つの方法です。歯茎のホワイトニングによって、ピンク色で健康的な歯茎に近づけることができます。歯茎の黒ずみは目立つものですが、歯茎も白くすることで、思い切り笑顔になれるでしょう。

    まとめ

    ホワイトニングには、オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニング、セルフホワイトニングの4つの種類があります。それぞれ施術方法と料金相場が異なるため、自分に合った方法を選ぶ際には、効果や実感までの期間なども考慮しましょう。白くしたい目標の期限や、どれくらい白くしたいかも考えながら、最適な方法を見つけましょう。

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