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口臭の種類と原因!予防法と改善策

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口臭の種類と原因!予防法と改善策

口臭の種類と原因!予防法と改善策

2024/04/232024/05/22

家族などに口臭を指摘されて、改善したいと悩んでいる方もいるかもしれません。歯磨きをしっかりしているのに臭いが残る場合、どう対策すれば良いのか悩むことでしょう。この記事では口臭の原因と改善方法、予防法について紹介します。

目次

    口臭の種類と原因

    口臭は大きく4つのタイプに分類されます。原因はそれぞれ異なるため、口臭を改善したい場合は、まず自分の口臭がどのタイプに属するかを知ることが重要です。

    生理的口臭

    起床時や空腹時など、生理的な状況下では口臭が発生しやすくなります。口臭は唾液の分泌量と関係があり、唾液が減少すると臭いが強くなります。唾液の分泌が減少すると口の中が乾燥し、自浄作用が低下して雑菌が増殖するためです。そのため、起床時や空腹時などは生理的口臭が起こりやすくなります。

    病的口臭

    口臭は病気によるものもあります。呼吸器や消化器、糖尿病、肝臓疾患などが原因となることもありますが、ほとんどの場合、歯科疾患が主な原因です。
    口臭の主な原因は以下の通りです。

    ・舌苔(ぜったい)

    舌が白っぽくなっている場合、口臭の原因として舌苔が考えられます。舌に汚れが付着し、細菌が繁殖することで口臭が発生する可能性があります。

    ・歯周病

    歯周病は、歯茎の炎症を引き起こすことで口臭の原因となります。歯周病の主な要因は、歯垢や歯石です。これらに含まれる細菌が、強い臭いのガスを生成し、口臭を引き起こします。

    ・膿栓(のうせん)

    扁桃の穴にできる白い小さなかたまりは、化膿物の一種です。これは食べカスや細菌の死骸などが原因で生じ、強い臭いが発生します。

    心理的口臭

    ストレスが強いと、自律神経のバランスが崩れて唾液の分泌が減少し、それが口臭の原因になることがあります。

    飲食物による口臭

    香りの強い食べ物や飲み物を摂取することも、口臭の原因となります。これらの食べ物や飲み物に含まれるニオイ成分は体内に吸収され、肺を通して鼻や口から排出されるため、口臭が発生します。
    にんにくやニラ、アルコール、コーヒーなどは、口臭の代表的な原因とされています。

    口臭が起きやすい状態と自己チェック法

    自分自身では気づきにくい口臭について、不安を感じる方もいるかもしれません。口臭が起きやすい兆候や自己チェックの方法について紹介します。

    口臭が起きやすい状態

    ・歯茎が腫れる、出血する

    歯茎に腫れや出血が見られる場合、それは歯と歯茎の間に多くの細菌が繁殖している可能性があります。

    ・舌が白い

    舌が白っぽくなっている場合、舌苔が付着している可能性があります。

    ・胃腸が弱い、荒れている

    胃腸が不調なとき、食べ物の消化や吸収、排泄が遅れることで口臭が発生することがあります。

    ・口の中がネバネバする

    口の中がネバネバする原因は、唾液の分泌量が減少しているためと考えられます。このため、口の中で雑菌が増えている可能性が高く、自浄作用が低下していると言えます。

    ・口が乾燥している

    唾液の分泌量が低下しているため、口臭が強くなっている可能性があります。

    ・タバコを吸っている

    喫煙によって一酸化炭素が生成され、口臭の原因となります。

    口臭が気になった時の自己チェック法

    ・コップの臭いをかぐ

    自分の息をコップに吹き込み、手でフタをしてから、その後コップの中の匂いを嗅いでみましょう。

    ・ビニール袋に息を吐き込んで臭いをかぐ

    ビニール袋に息を吹き込み、その後一息置いて臭いを嗅いでみます。

    ・唾液の臭いをかぐ

    舌の表面や歯と歯茎の隙間などに付着した唾液を指やティッシュに取り、臭いを嗅いでみましょう。

    ・歯ブラシや糸ようじの臭いをかぐ

    歯磨き後に使用した歯ブラシや糸ようじをかいでみて、臭いがする場合は口臭がある可能性が高いです。

    ・市販の口臭チェッカーやアプリを使用する

    市販の口臭チェッカーやアプリを使用して口臭を確認することも一つの手段です。

    口臭発生時の改善策

    口臭を感じたら、どのように対処すれば良いでしょうか?自宅で簡単にできる改善方法を紹介しますので、試してみましょう。

    歯磨きを徹底する

    歯磨きが不十分だと、口臭が発生しやすくなります。
    歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯と歯の間、歯と歯茎の間、奥歯などもしっかり磨きましょう。これにより、雑菌の繁殖を防ぐことができます。デンタルフロスや歯間ブラシを毎回使うのが面倒な場合は、少なくとも1日1回は使用するようにしましょう。

    舌苔を取り除く

    歯ブラシや専用の舌ブラシを使用して舌苔を取り除きましょう。力を入れすぎると舌の粘膜を傷つける可能性があるので、優しく行いましょう。1日1回を目安に舌のケアを行うことをお勧めします。

    口の中の清潔を保つ

    食後には、口の中の食べかすや歯垢を洗い流し、除菌もできるマウスウォッシュやデンタルリンスを利用しましょう。口の中がネバネバするときは、就寝前にも使用すると効果的です。ただし、アルコール成分が強すぎる商品もあり、口の中の乾燥を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。

    口臭対策用のアイテムを活用する

    口臭対策には、マウススプレー、口臭予防のタブレット、サプリメントなどがありますので、積極的に利用してみることをおすすめします。これらを日常的に持ち歩いておき、人と会う前や食事後などの適切なタイミングで使用すると便利です。

    歯科医や口腔外科で相談する

    自分でできる対策が効果がない場合は、歯科医院や口腔外科を受診することを検討しましょう。
    口臭測定器を使用して、原因となる細菌の種類を特定することができます。これにより、根本的な改善が可能となります。虫歯や歯周病が原因であれば適切な治療を受けることで、歯垢が原因であれば口腔内清掃の指導を受けることで口臭改善が期待できます。
    歯科医院や口腔外科を受診する際には、口臭が気になり始めた時期や気になるようになったきっかけについて尋ねられることがあります。そのため、事前に状況を思い返し、メモをしておくと受診時にスムーズに話すことができます。

    口臭を根本から予防する方法

    鼻呼吸を心がける

    口呼吸をすると口の中が乾燥し、口臭が起きやすくなるため、鼻呼吸を意識しましょう。

    口腔内のうるおいを保つ

    口臭を予防するためには、口腔内を乾燥させないように気をつけることが重要です。こまめに水分を摂取し、雑菌の繁殖を防ぎましょう。
    さらに、定期的なうがいも効果的です。以下の4つの方法を試してみてください。
    ①口に水を含んでブクブクとうがいをする。この際、唇と歯、頬と歯の間にも水を行き渡らせるようにしましょう。
    ②舌を上あごに付けて、前後にゴシゴシとすり合わせて舌前方の汚れを取り除きます。
    ③目線を斜め45度に上げ、ガラガラとうがいをして舌中央の汚れを取り除きます。
    ④上向きで「アー」「オー」と声を出しながらうがいをします。声を出すことで喉が広がるため、喉の奥の食べかすなどを取りやすくなります。
    これらのうがいを食後や起床時、就寝前にそれぞれ15秒間行うことをおすすめします。

    唾液を増やす工夫をする

    口の中が乾くときは、ガムを噛んだり、固い食べ物を食べて咀嚼回数を増やすことで唾液腺を刺激しましょう。さらに、唾液腺マッサージを行うことで唾液の分泌を促すことも効果的です。以下では、3つの部位ごとに唾液腺マッサージの方法を紹介します。

    ・耳下腺(じかせん)マッサージ

    耳下腺を刺激するためのマッサージ方法です。両頬の耳下腺の部分に2〜3本の指を当て、やさしくクルクルと円を描くように刺激しましょう。約10回行います。

    ・顎下腺(がっかせん)マッサージ

    このマッサージは、あごのラインの内側にある唾液腺である「顎下腺」を刺激するものです。耳の下からあご先に向かって、指先で軽く押して刺激します。それぞれを5回ずつ行います。

    ・舌下腺(ぜっかせん)マッサージ

    舌下腺は下あごの先端のくぼみ部分に存在し、これを刺激します。両手の親指をくぼみ部分に当て、ゆっくりと押しましょう。約10回行います。

    食生活を整える

    胃腸が不調だと口臭が出やすくなるため、食生活にも注意が必要です。ヨーグルトなどの発酵食品を積極的に摂取して腸内環境を整えましょう。
    さらに、デートや商談など人と会う際は、口臭の原因となるにんにくやニラ、お酒、コーヒー、タバコを避けることがおすすめです。
    口臭予防には、口腔内の細菌を減らす効果があるとされる緑茶やキシリトールガムを活用することも効果的です。

    口臭対策にはホワイトニングがおすすめ!

    口臭改善にはホワイトニングが効果的だと聞いたことがある方もいるかもしれません。ホワイトニングを行う際には、まず歯のクリーニングを行い、歯石や歯垢を取り除きます。
    これにより、口臭の原因となる細菌の繁殖を抑えることができ、歯周病や虫歯の予防・対策にも役立ちます。ただし、ホワイトニング自体に口臭予防の効果は期待できないので注意が必要です。
    しかし、定期的にホワイトニングを行うことで、薬剤による汚れの再付着を防ぐ効果が期待できます。また、清潔感のあるきれいな見た目を維持することができ、口臭予防にもつながります。

    手軽にホワイトニングをしたい方には、セルフ行える「美歯口ホワイトニング」がおすすめです。料金も低価格で、1回約30分で行えるので、興味がある方はぜひ試してみてください。

    まとめ

    口臭の原因は様々ですが、口内を清潔に保つことや口内の乾燥を防ぐ工夫をすることで予防することができます。また、食べ物や飲み物にも注意することがおすすめです。
    もし口臭でお悩みの方は、この記事で紹介した改善方法を参考にして対策を試してみてはいかがでしょうか。

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