市販のホームホワイトニングLEDライトの選び方
2024/04/172024/05/22
歯に専用のジェルを塗り、LEDライトを照射するホームホワイトニング。しかし、使用時間やジェルの成分などもさまざまなので、どれを選べばいいかわからない人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ホームホワイトニングLEDライトの選び方をご紹介します。ホワイトニングLEDライトの仕組みや使い方についても詳しく解説しているので、なぜ効果が出るのか・どうやって使うのかを知りたい人はぜひ参考にしてください。
目次
ホームホワイトニングLEDライトとは?
まず、ホームホワイトニングで使用されるLEDライトの原理やメリット・デメリットについて説明します。ホワイトニングLEDについて詳しく知りたい方は、選び方を読む前にぜひ参考にしてください。
◇自宅でできる!LEDライトを使ったホワイトニング
ホームホワイトニングは、歯のホワイトニング方法の一つで、ジェル状の薬剤とLEDライトを使用します。歯に塗った薬剤にLEDライトを当てることで、光触媒効果が生じ、歯の表面に付着した着色汚れを浮かせる仕組みです。手軽に自分でホワイトニングできることは大きなメリットです。もし歯磨き粉や市販のホワイトニンググッズでは効果を感じられなかったり、歯科やホワイトニングサロンに通う時間が取れない場合は、LEDライトを使ったホームホワイトニングを考えてみることをおすすめします。
◇歯科医院でのホワイトニングよりも費用が抑えられる
ホームホワイトニングのメリットは、歯科医院でのホワイトニングよりもコストが抑えられることです。歯科医院でのホワイトニングは1回につき1~7万円程度が相場ですが、市販のLEDホワイトニングは3,000~8,000円程度で購入できます。ただし、効果が緩やかなので注意が必要です。ホームホワイトニングでは、医療機関以外でも使用できる薬剤を使用して、歯の本来の色に近づけることができます。一方、歯科医院では、有資格者によって過酸化水素などの薬剤が使用されるため、本来の歯よりも白くすることが可能です。LEDライトを使用したホームホワイトニングによって歯が真っ白になることを期待している方には、「効果がない」「意味がないのでは」と感じるかもしれません。歯科医院でのホワイトニングは、料金や通院の手間を気にせずに本来の歯の色以上に白くしたい方におすすめです。一方、費用を抑えつつ歯本来の白さに近づけたい方には、LEDライトを使用したホームホワイトニングがおすすめです。
LEDライトの選び方①
【光の強さや使用時間を確認しよう】
まずLEDライトの仕様に注目しましょう。ジェルの成分とライトの波長が最適化されたものが最適です。例えば、ホワイトニングジェルには酸化チタンが含まれており、波長が380〜420nmのライトとの反応が良いです。波長が短いほど、顔とライト(紫外線)の距離が近くなるため、近すぎるのが嫌な方は波長が480nm程度の長いものを選ぶことをおすすめします。さらに、LEDライトの数が多いほど光の強さも増し、その分効果も期待できます。もし多くのLEDライトを選ぶのであれば、32個タイプがおすすめです。
所要時間や使用頻度も確認しましょう。まとまった時間が取れる場合は、眠る前などに1日1回10~20分程度使用するマウスピースタイプがおすすめです。一方、手早く終わらせたい場合は、1回2~3分で使用できるタイプを選びましょう。ただし、1日に複数回使用が必要なものもあるので注意してください。
LEDライトの選び方②
【専用ジェル・歯磨き粉に注目しよう】
心地よく使用できるように、ジェルや歯磨き粉にも注目しましょう。ホームホワイトニングLEDライトを使用する際には、専用のジェルや歯磨き粉を選ぶことが重要です。効果を期待したい場合は、ポリリン酸ナトリウムなどの有効成分が配合された医薬部外品がおすすめです。使用感にこだわる方は、風味もチェックしましょう。商品説明や口コミを参考にして、無臭タイプと香料入りタイプの中から選んでください。
継続する際にはコストも重要です。例えば、1回あたり167円のジェルも販売されていますので、経済的に続けられるかどうかを考慮して選びましょう。また、まとめ買いすると1本あたりの値段が安くなる商品もあり、コストを抑えたい方にはおすすめです。
LEDライトの選び方③
【便利な機能をチェックしよう】
利便性を重視する場合、細かい機能にも注意を払う必要があります。タイマーや防水機能、口臭ケアモードなど、使いやすさを向上させる機能について説明します。
◇使い勝手重視ならタイマー機能付き:時間を計るのことが面倒な人には、タイマー機能が付いた商品がおすすめです。ケアが終わるとアラームが鳴るので、時間を計る手間が省けます。さらに利便性を求めるなら、照射後に自動で電源が切れる商品を選ぶと良いでしょう。アラームをセットする手間だけでなく、電源を切る手間も省けます。また、電源を切り忘れる心配もありません。
◇衛生的に使えるよう洗いやすさを確認:清潔に使用できるためには、洗いやすさも重要なポイントです。マウスピースを隅々まで洗いたい場合は、ガジェット式が最適です。LED機器からマウスピースだけを取り外し、水洗いすることができます。一方、本体ごと洗いたい場合は、防水機能付きの商品が適しています。ただし、一部の商品は本体のみが防水加工されており、非防水のジャック部分を避けて洗う必要があるため、防水機能の範囲をしっかり確認しましょう。
◇口臭ケアモード付きが狙い目:ホワイトニング以外の機能も求める人には、口臭の予防に役立つ口臭ケアモードが付いた商品がおすすめです。専用の歯磨きジェルや歯磨き粉と併用することで、ホワイトニングだけでなく口臭の予防も同時に行えます。口のニオイを防ぎたい方は、ぜひ探してみてください。
失敗したくないならセルフホワイトニング
ここまでホームホワイトニングLEDライトの説明をしてきました。しかし、市販のLEDライトは種類も多く、実際に効果があるのか不安な人もいると思います。そんな人にはセルフホワイトニングがおすすめです。セルフホワイトニングは、歯科医院で行うホワイトニングとは違い、美容サロンなどでスタッフの指導の下、自分でホワイトニングの施術を行います。高い器具を購入する必要もなく、手軽に短時間でホワイトニングできることから、近年では高い人気を集めています。市販のLEDライトなど、自宅で行うホームホワイトニングで効果を感じられなかったという方は、ぜひ1度セルフホワイトニングをお試しください。