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ホワイトニングの失敗談!注意点と気を付けること

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ホワイトニングの失敗談!注意点と気を付けること

ホワイトニングの失敗談!注意点と気を付けること

2024/04/10

「歯を白くしたい!」と思う人はたくさんいます。白い歯は笑顔に自信を持たせ、気持ちも明るくしてくれます。歯のホワイトニングができる場所も増え、気軽に受けられるようになりました。最近では歯科医院だけでなく、美容サロンや整体院でもホワイトニングができるようになり、身近な美容方法として注目されています。しかし、ホワイトニングを受ける際には「思ったより効果が出なかった」「失敗してしまった」「歯が痛くなった」といった声も聞かれます。そこで今回は、ホワイトニングで失敗する理由と注意すべきポイントについてご紹介します。

目次

    ホワイトニングでの失敗談①

    ◇歯や歯茎が痛くなってしまった:歯科医院でホワイトニングを受けた後、虫歯がないにもかかわらず、歯や歯茎が痛む・しみるという症状が出ることがあります。これは一時的な知覚過敏の可能性が考えられます。歯の表面には、歯を保護する膜であるペリクルがあります。ホワイトニングの薬剤によってペリクルが一時的にはがれ、歯が無防備な状態になるため、外部刺激に敏感になります。冷たい食べ物や飲み物を摂取すると歯がしみたり痛んだりすることがあります。ペリクルは普段の生活で再生されるため、知覚過敏も徐々に和らいでいきます。その他にも、歯の象牙質に刺激が伝わることで知覚過敏が引き起こされることがあります。歯は象牙質の周りをエナメル質が覆って保護しています。しかし、歯ぎしりやくいしばりなどの日常生活で行われる習慣、先天性の原因、事故などの後天性の原因により、歯の表面が削れて象牙質が露出してしまうことがあります。その結果、エナメル質よりも弱い象牙質に直接薬剤の刺激が伝わり、強い知覚過敏が起こるのです。

    ◇歯が黄ばんでしまった:ホワイトニングを行うと、歯を守っているペリクルが剥がれてしまいます。その結果、ペリクルがなくなった歯は無防備な状態になり、着色汚れが付きやすくなります。ペリクルは再生に時間がかかるため、その間に着色汚れが歯に付着し、歯が黄ばんでしまうことがあります。

    ホワイトニングでの失敗談②

    ◇色にムラができてしまった:歯の状態によって、色のムラが生じることがあります。見た目は同じでも、それぞれの歯の状態によって薬剤の浸透も異なるため、結果にも差が生じることがあります。通常、ホワイトニングは数回にわたって行われるため、施術ごとに色ムラを補正することで改善されることがあります。ただし、もともと歯に斑点などの色ムラがある場合、ホワイトニングを繰り返すことで逆に目立つことがあります。また、ホワイトニングでは銀歯やセラミックなどの詰め物を白くすることはできないため、詰め物との色の差が目立つことがあります。

    ◇歯の表面が荒れてしまった:歯科医院で行われるホワイトニングは、過酸化水素や過酸化尿素などの漂白効果のある薬剤を使用します。これにより、本来透明な歯の表面のエナメル質が曇りガラスのように変化します。透明な状態では光が通り抜けてしまいますが、曇りガラスのようになることで光が反射し、歯が白く見えるようになります。このように、歯の表面を変化させることで一時的にザラザラした感触があり、荒れたように感じることがあります。

    失敗してしまった原因

    ◇知識不足:ホワイトニングを行う際は、歯のペリクルが剥がれている状態であり、色の濃い飲食物や喫煙を避けるべきです。ホワイトニング後に着色汚れで歯が黄ばんでしまう可能性がありますので注意が必要です。さらに、ホワイトニング直後は柑橘類や炭酸飲料などの酸性の飲食物も控えるようにしましょう。エナメル質が弱くなっている状態で酸性の食べ物を摂取すると、脱灰が進みやすくなり、歯がさらに弱くなる可能性があります。

    ◇注意点を守らなかった:歯科医院でのホワイトニングは、事前に歯科医からメカニズムや注意点の説明を受ける必要があります。この説明を理解せず、注意点を守らない場合、予期しないトラブルが発生する可能性があります。例えば、決められた時間を超えてホワイトニングを行うなど、自己判断でホームホワイトニングを行ってしまうと歯にダメージを与える原因となる可能性があります。

    ◇エナメル質が薄かった:エナメル質が薄くなると、さまざまな理由で知覚過敏になりやすくなります。生まれつき薄い場合や、歯ぎしりや虫歯によってエナメル質が損傷されている場合もあります。ホワイトニングをする際には、歯科医院で状態をしっかりとチェックしてもらいましょう。

    ◇施術や薬剤が適切ではなかった:歯科医院での施術方法や薬剤濃度が不適切であることも、失敗の原因となります。通常は、まず口内の状態をチェックし、虫歯や歯周病があれば先に治療を行います。そして、口内環境をしっかり整えた上でホワイトニングを行います。しかし、ホワイトニングを早く行いたいという理由で、口内環境を整えずにホワイトニングを行うことがあります。その結果、痛みや炎症が起きてしまうケースがあります。

    失敗しないために気を付けること

    ◇継続の必要性を理解する:ホワイトニングは、ダイエットと同様に、一気に理想の白さになると考えるのではなく、徐々に理想のイメージに近づけていくことが重要です。歯の色や状態は個人によって異なるため、一度の施術で白くなる度合いも異なります。時には異なる薬剤や方法を試してみる必要があります。自分に最適なホワイトニング方法を見つけるためには、歯科医と相談したり、情報を調べたりすることがホワイトニングを成功させるためのコツです。

    ◇価格と内容が釣り合っているか確かめる:歯科医院でのホワイトニングは一般的に他のホワイトニングよりも高額です。安すぎる価格のホワイトニングには注意が必要です。価格表示が歯一本あたりなのか、前歯のみなのか、全体の価格なのかを確認しましょう。初回とリピートで価格が異なる場合もあります。また、カウンセリングやアフターフォローが適切に行われているかも重要です。疑問があれば、契約する前に明確にしておきましょう。

    ◇目指す白さによって期間や回数が異なる:予定が迫っているからといって、急いでホワイトニングをしたいと思っても、一度の施術で理想の白さになるとは限りません。自分が目指す色を達成するためには、どの方法を選ぶか、どれくらいの期間と費用がかかるかを把握することが重要です。歯科医院で行うオフィスホワイトニングは即効性がありますが、一度の施術で完璧な白さになるとは限りません。余裕を持ってスケジュールを組むことをおすすめします。

    ◇信頼できる歯科医院で行う:歯科医院の中には、価格が安いからと手抜きをするところもあるという現実があります。信頼できる歯科医院を見極めるためには、丁寧なカウンセリングや質問に真摯に答えてくれるか、患者に合った提案をしてくれるかを確認することが重要です。薬剤が良くても、歯科医院自体に問題があれば後でトラブルになる可能性もあります。

    まとめ

    ホワイトニングで失敗することはほとんどありません。適切な知識を持ち、信頼できる歯科医院で施術を受ければ、理想の白い歯を手に入れることができます。しかし、ルールを守らなかったり、理解せずに施術を受けると、予期しないトラブルが起こる可能性もあることを忘れないでください。

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