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加齢による黄ばみの原因は?予防法などを解説

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加齢による黄ばみの原因は?予防法などを解説

加齢による黄ばみの原因は?予防法などを解説

2024/04/072024/05/21

歯の黄ばみにはさまざまな原因がありますので、その原因を知ることが重要です。加齢による歯の黄ばみもその一つです。この記事では、加齢による歯の黄ばみの原因と対処法について詳しく説明します。自分の歯が加齢による黄ばみの影響を受けているかどうか不安な方も、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

目次

    加齢による黄ばみの原因

    多くの人が、年齢を重ねるにつれて歯の黄ばみが気になるようになると感じています。なぜ加齢によって歯が黄ばむのでしょうか?歯が黄ばむ原因としては、以下のようなことが考えられています。

    ◇エナメル質が薄くなる:歯の表面にあるエナメル質は、歯磨きや食事によって摩耗します。さらに、食品中の酸によって溶けることで、年齢とともに徐々に薄くなります。エナメル質の下には象牙質があり、象牙質は黄色い色をしています。エナメル質が薄くなると、象牙質の色が透けて見えるようになり、これが歯が黄色くなる原因の一つとなります。

    ◇象牙質の黄色みが強くなる:象牙質は元々黄色い色をしていますが、年齢とともに徐々に黄色みが増していくことが分かっています。象牙質の色が濃くなることで、それがエナメル質を通して透けて見えやすくなり、歯が黄色く見える原因の一つとなります。

    ◇歯の亀裂による色素沈着:歯の表面を注意深く観察すると、微細な亀裂が見つかることがあります。これは加齢による影響の一つです。歯に亀裂が生じると、飲み物や食べ物の色素がそこに侵入します。その結果、歯が黄ばんで見えるようになります。

    加齢以外の黄ばみ

    歯の黄ばみは加齢だけでなく、他の原因も考えられます。その一つがステインです。ステインとは、食べ物や飲み物に含まれるポリフェノールが唾液のたんぱく質と結合してできる汚れのことです。色の濃い食べ物やコーヒーや紅茶などにはポリフェノールが含まれているため、これらを摂取するとステインが歯につきやすくなります。特にコーヒーや紅茶をよく飲む人は、ステインによる黄ばみが見られる可能性が高いです。

    他の要因として考えられるのは、タバコのヤニです。タバコのヤニは非常に粘着力が強く、歯の黄ばみが強くなりやすいため、注意が必要です。特に愛煙家の方は、ヤニによる黄ばみの可能性が高いと考えられます。

    加齢による黄ばみの予防法

    ◇歯を強く磨きすぎない:歯のエナメル質が薄くなると、象牙質の色が透けて歯の黄ばみが目立つようになります。そのため、エナメル質にダメージを与えないように注意が必要です。毎日の歯磨きがエナメル質を傷つける原因となることがあります。黄ばみが気になると力を入れてブラッシングすると、エナメル質が削れて薄くなります。その結果、歯の黄ばみがより目立つことになります。歯磨きの際は力を抜いてやさしく磨くようにしましょう。また、力を入れて磨くと歯の表面に傷がつくことがあります。特に研磨剤を含む歯磨き粉を使用すると、歯の表面に傷がつく可能性があるため注意が必要です。歯の表面に傷がつくと、食べ物や飲み物の色素が入り込んでステイン着色につながることがあります。

    ◇酸っぱいものを摂り過ぎない:歯は食品に含まれる酸で溶ける可能性があります。そのため、エナメル質を守るためには、酸を多く含む食べ物は控えることが重要です。例えば、酢の物やリンゴ酢などの飲み物、柑橘系の果物やジュースは摂り過ぎないように注意しましょう。また、ソフトドリンクに含まれるクエン酸もエナメル質を溶かす原因となるので、注意が必要です。

    ◇歯ぎしりをしない:歯ぎしりをすると、歯に亀裂が入ったり、歯がすり減ったりすることがあります。その結果、亀裂の部分に食べ物や飲み物の色素が入りやすくなり、歯の黄ばみが生じることがあります。歯ぎしりの原因はストレスやカフェインの摂取などが考えられますが、原因が特定できない場合もあります。また、原因を取り除いても歯ぎしりが続くこともあります。歯ぎしりがひどい場合は、歯を保護するために歯科医院でマウスピースを作ってもらい、装着することがおすすめです。

    黄ばんだ歯を白くする方法

    歯の黄ばみは、既に付いてしまったものは通常の歯磨きでは取り除くことができません。歯を白くするためには、特別なケアが必要です。

    ◇ホワイトニング用歯磨き粉を使用する:歯を白くする方法として、一般的にはホワイトニングが思い浮かぶかもしれません。歯科医師が使用するホワイトニング薬剤には、歯の色素を分解する過酸化水素が含まれていますが、これは専門家のみが扱うものです。しかし、市販の歯磨き粉にはポリリン酸ナトリウムやヒドロキシアパタイトなどの成分が含まれており、これらは歯の黄ばみ対策に効果的です。ただし、研磨剤を含む歯磨き粉は歯を傷つける可能性があるため、低研磨性や研磨剤不使用のものを選ぶことが大切です。

    ◇ホワイトニングをする:歯を白くしたい場合は、歯の黄ばみを取り除いて自然な白さに近づけるホワイトニングを考えてみてください。ホワイトニングにも種類があり、歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」、歯科医院で作成したマウスピースと処方された薬剤を使用して自宅で行う「ホームホワイトニング」、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用した「デュアルホワイトニング」、美容サロンなどで自分自身で施術を行う「セルフホワイトニング」があります。どのホワイトニング方法を選ぶかで費用や効果が異なるため、自分に合ったホワイトニング方法を選びましょう。

    まとめ

    歯の黄ばみは加齢によるものだけでなく、歯のエナメル質の薄さや象牙質の色の濃さ、歯の亀裂に色素が入り込むことなどが原因となります。自分の歯の黄ばみの原因を見極め、適切な対策を講じることで改善や予防が可能です。地道な歯のケアが美しさの維持につながるので、丁寧なケアを続けてください。

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