ホワイトニングは高いイメージ!? 費用を抑えてホワイトニングをする方法は?
2024/03/292024/05/21
鏡で自分の歯を見てみたときに着色汚れが気になったら、ホワイトニングを考えるかもしれません。ホワイトニングをすると、着色汚れがある歯もきれいな白い歯になることができます。ただし、ホワイトニングは高額なため、迷う人も多いかもしれません。ここでは、ホワイトニングの料金相場や手頃な方法について紹介していきます。
目次
歯科医院でのホワイトニングの種類と費用
ホワイトニングは、歯科医院で行うことができますが、虫歯や歯周病の治療とは異なり、健康保険の適用はありません。そのため、全額自己負担となり、費用が高額になることが特徴です。ただし、歯科医院でのホワイトニングには、いくつかの方法があり、価格帯も幅広いです。以下では、歯科医院でのホワイトニングの施術について、費用を含めて紹介します。
①オフィスホワイトニング:オフィスホワイトニングは、歯科医院で行われるホワイトニングのことです。過酸化水素や過酸化尿素などの漂白成分が使用され、効果を実感できる人が多いです。1回でも歯が白くなることがありますが、効果は長続きせず、3ヶ月から半年程度で元に戻ることが多いです。費用は1万円から7万円程度で、ホワイトニング専門のクリニックが比較的安い傾向にあります。
②ホームホワイトニング:ホームホワイトニングは、歯科医院でマウスピースを作成し、専用の薬剤を使用して自宅でホワイトニングを行う方法です。歯科医師から使用方法や手順の説明を受け、自分でマウスピースに薬剤を塗るなどの作業を行います。効果を実感するまでには時間がかかり、毎日行っても2週間程度かかることがあります。しかし、効果の持続期間は長く、半年から1年程度続くことができます。費用相場はオフィスホワイトニングよりも安く、2万円から4万円程度です。
③デュアルホワイトニング:デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法です。まずオフィスホワイトニングを行い、その後ホームホワイトニングを行います。この方法は、短期間で歯を白くし、その後のケアで色を維持することができます。オフィスホワイトニングだけでは効果が持続しづらいため、ホームホワイトニングでケアをすることが重要です。両方を組み合わせることで、効果的なホワイトニングが可能となります。ただし、両方を行うためには費用が高く、一般的には5万円から8万円程度かかります。安価な方法を求める方には向いていないかもしれません。
費用を抑えたいならセルフホワイトニングがおすすめ!
歯科医師によるホワイトニングは一般的に高額です。費用を抑えたい場合は、セルフホワイトニングがおすすめです。セルフホワイトニングには、サロンで行う方法と市販のホームホワイトニング用品を自宅で使用する方法があります。
セルフホワイトニングサロン:セルフホワイトニングサロンは、ホワイトニングを行うための設備が備えられたサロンです。ここでは、自分で道具を使用してホワイトニングを行います。スタッフは医療従事者ではなく、主に受付や案内を担当しており、施術は行いません。料金は2,000円から5,000円程度で比較的リーズナブルです。ホワイトニングを手軽に行いたい方には、選択肢の一つとして考えてみる価値があります。
市販のホワイトニング用品:市販のホワイトニング用品を購入する方法は、自宅で簡単に行えるため、セルフホワイトニングよりも手軽です。価格は、安価なもので約300円程度から、高価なものでは約1万円程度まで、商品の種類によって大きく異なります。①ホワイトニング歯磨き粉:一般の方でも安全に使用できるように市販されているホワイトニング歯磨き粉には、過酸化水素や過酸化尿素などの成分は含まれていません。使用方法も簡単で、ほとんどのホワイトニング歯磨き粉は通常の歯磨き粉と同じように使用できます。ただし、海外で販売されているホワイトニング歯磨き粉を購入する際には注意が必要です。海外の製品には、過酸化水素や過酸化尿素が含まれているものもあるものもあります。②マウスウォッシュ:マウスウォッシュは、主に食後や歯磨き後などに使用することで、歯に付着する汚れを防ぐためのホワイトニンググッズです。ただし、すでに汚れてしまった歯を白くしたい場合には、効果を実感しにくいかもしれません。むしろ、汚れを予防したい場合に適しています。③歯の消しゴム:歯の表面の汚れを取り除くためのホワイトニング用品です。鉛筆で書いたものを消しゴムで消すのと同じように使用します。特にタバコのヤニによる汚れに効果的です。ただし、多くの製品には研磨剤が含まれており、強く擦りすぎると歯の表面が削れる可能性があるため、注意が必要です。
セルフホワイトニングサロンの特徴
セルフホワイトニングは、歯の本来の白さを取り戻すための方法です。本来の色よりも白くすることはできませんので、その点を理解した上で利用しましょう。輝くような白さの歯を手に入れたい人にはあまり向いていないかもしれませんが、食べ物や飲み物、タバコなどによる着色汚れを落としたい人にはおすすめです。また、歯科医院に通うのが面倒だと感じている忙しい人にも向いています。セルフホワイトニングなら自分のペースで行うことができますので、時間の制約がある場合でも取り組むことができます。セルフホワイトニングは、歯科医院で使用するような濃度の高い薬剤は使用せず、食品にも含まれる安全な成分の溶液を使用します。そのため、歯にダメージを与えることはなく、痛みやしみることがないため、安心して利用できます。また、ホワイトニング直後の再着色も起きにくいので、食事や喫煙の制限がないのもメリットの一つです。費用は安く、歯にも優しいので、気になる方は1度試してみてください。
まとめ
歯科医院でのホワイトニングは、白さを実感しやすく効果は高いですが、費用も高くなってしまいます。安価な方法を求めるなら、セルフホワイトニングや市販のホワイトニング用品がおすすめです。セルフホワイトニングは、歯の表面に付着した汚れを落とすことを目的としているため、歯の本来の色よりも白くすることはできません。しかし、着色汚れを落としたい人にはリーズナブルで効果的な方法と言えます。