研磨剤入り歯磨き粉って実際どうなの？歯磨き粉に期待する効果

多くの方が洗顔料やお化粧品などを選ぶ際に成分にこだわるのと同様、歯磨き粉も重要なアイテムです。しかし、ドラッグストアなどで多くの歯磨き粉が販売されており、どれを選べば良いか迷うこともあるかと思います。この記事では、歯磨き粉を選ぶ際によく悩まれるポイントやお悩みごとに応じたアドバイスをまとめてご紹介します。

「研磨剤が入った歯磨き粉は歯を削ってしまうため、使用しない方が良い」という話を聞いたことはありますか？このような文言はよくネットなどで見かけますが、果たして本当に研磨剤入りの歯磨き粉は避けるべきなのでしょうか？
この問いに対する答えは、研磨剤入りの歯磨き粉を使用する人の目的や方法によって異なります。研磨剤が入っていることによるデメリットは、歯を磨く際に歯が少しずつ削れていくという点です。しかし、歯は研磨剤入りの歯磨き粉を使わなくても、毎日の食事や歯磨きによって少しずつ削れていきます。そのため、程度の問題であり、研磨剤入りの歯磨き粉を使っても使わなくても、日常生活の中で歯は少しずつ削れていくものです。
また、研磨剤入りの歯磨き粉を使用するメリットは、汚れがよく落ちることです。この清潔な感覚は、爽快感につながることもあります。したがって、研磨剤入りの歯磨き粉が悪いと一概に言えるわけではありません。
それでも、毎日の使用が気になる方には、研磨剤入りの歯磨き粉と研磨剤不使用の歯磨き粉を併用することをおすすめします。日によって使い分けることもできますし、朝は研磨剤入りのものを使い、夜は研磨剤不使用のものを使うなど、使用方法を工夫することも可能です。
自分の優先事項やライフスタイルに合わせて、研磨剤入りの歯磨き粉やそうでない歯磨き粉を選ぶことが重要です。考えて選ぶことで、歯の健康を守りながら清潔な口内環境を保つことができます。

歯磨き粉のパッケージには、歯周病予防、ホワイトニング、口臭予防など、さまざまな効果が記載されています。ただし、どれを選ぶかの指標をお伝えします。

◇歯周病予防に適している歯磨き粉

歯周病予防と謳われている歯磨き粉は、歯科医院で歯周病のリスクが高いと診断された方や、ブラッシング圧が弱くても歯茎から出血しやすい方におすすめです。これらの歯磨き粉には殺菌作用や抗炎症作用の成分が含まれており、歯周病の症状を和らげてくれます。したがって、過去に歯周病の診断を受けた方やその傾向のある方には、このような表示の歯磨き粉がおすすめです。

◇ホワイトニングに効果のある歯磨き粉

ホワイトニング効果のある歯磨き粉は、研磨剤が含まれているものまたは研磨剤を使用せずに汚れを浮かせて落とす成分が含まれているものを指します。これらの歯磨き粉は、歯の黄ばみではなく、歯の表面に付着した着色汚れを取り除く効果があります。
このような歯磨き粉は、普段から紅茶や赤ワインを多く飲む人や喫煙者におすすめです。これらの習慣があると、着色汚れが付着しやすい状態になります。そのため、着色汚れが気になる人には、このような表記の歯磨き粉がおすすめです。
ただし、注意点として、ホワイトニング効果があるというと、歯が真っ白になるというイメージを持つ人もいるかもしれませんが、日本では薬事法上、歯磨き粉に歯を白くする成分である過酸化水素を添加することはできません。そのため、歯磨き粉だけで真っ白な歯を目指すのは難しいと理解した上で使用することをおすすめします。

フッ素についての危険性には、使用量の問題があります。大量に摂取すると中毒症状を引き起こす可能性がありますが、歯磨剤に含まれるフッ素の量は人体に影響を及ぼすほどではありません。実際、日本国内で販売されている歯磨き粉の約90%以上にはフッ素が含まれています。したがって、通常の使用法であればフッ素入りの歯磨き粉を安心して使用できると考えられます。ただし、個々の価値観や優先順位によって異なるため、自身に合った選択をすることが最善だと思います。

歯の黄ばみが気になり、ホワイトニング用歯磨き粉を試してみたけど、効果を感じられなくてがっかりされた方は多いと思います。実際、ホワイトニング用歯磨き粉は、比較的新しい着色汚れは取り除くことはできますが、古く蓄積された着色汚れを取り除くことは難しいです。そこでおすすめなのが、セルフホワイトニングECLARUです。

セルフホワイトニングECLARUでは、歯の表面に蓄積された着色汚れもキレイに落とすことができ、元の自然な白さを取り戻すことができます。歯科医院のホワイトニングと比べて費用は安く、歯に痛みが出ないのが特徴です。初めての方は2,500円でご利用できます。また、回数券や通い放題、都度払いなど、自分のスタイルに合った方法で通うことができるのもポイントです。歯の黄ばみにお悩みの方は、ぜひ一度お試しください。