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虫歯があってもホワイトニングできる?ホワイトニング時の注意点

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虫歯があってもホワイトニングできる?ホワイトニング時の注意点

虫歯があってもホワイトニングできる?ホワイトニング時の注意点

2024/04/122024/05/21

「歯を白くしたいけれど、虫歯があってもホワイトニングはできるのか?」と疑問に思う方もいるかもしれません。もし虫歯がある場合は、まずは虫歯の治療を受けてからホワイトニングを行うことがおすすめです。この記事では、虫歯治療後にホワイトニングを行う理由や、虫歯治療後の歯でホワイトニングの効果が得にくいケース、おすすめのホワイトニング方法について解説します。

目次

    一般的には虫歯治療後にホワイトニングを行う

    ◇ホワイトニング中は虫歯治療ができない:ホワイトニングと虫歯治療は同時に行うことはできません。通常、虫歯治療を先に行い、その後にホワイトニングを行います。なぜなら、ホワイトニングには時間がかかるため、その間に虫歯が進行する可能性があるからです。ホワイトニングの期間は、オフィスホワイトニングでは3~5回(1~2ヶ月)、ホームホワイトニングでは1~3ヶ月が目安です。個人によって効果の現れ方が異なるため、目標とする歯の白さによって必要な回数や期間も異なります。そのため、場合によってはより長い期間が必要となることもあります。虫歯治療を先に行い、その後ホワイトニングを行うことが推奨されています。

    ◇ホワイトニング剤が可能性がある:歯科医院で行われるオフィスホワイトニングや自宅で行うホームホワイトニングに使用されるホワイトニングジェルは、漂白作用が強く、歯にしみやすい薬剤を含んでいます。しかし、虫歯の影響で神経や歯茎に炎症が起きている場合、ホワイトニングジェルが強くしみたり、痛みを感じたりすることがあります。そのため、ホワイトニングを継続することが困難になる可能性があります。

    ◇虫歯治療とホワイトニングが同時にできない理由:虫歯が進行すると、歯の根の治療のために歯を削る必要があります。歯の根の治療は通常、複数回にわたって行われ、1回で完了することはほとんどありません。そのため、次の治療までの間、削った部分には仮ぶた(仮詰め)が行われ、保護されます。ホワイトニングの期間中に虫歯治療を同時に行うと、ホワイトニングの薬剤で詰め物を剥がしてしまう可能性があります。

    虫歯治療の後にホワイトニングする場合

    ◇ホワイトニングは天然歯にしか効果がない:ホワイトニングの効果は通常、天然の歯にのみ現れます。詰め物や被せ物、人工歯は白くなりません。そのため、虫歯治療後にホワイトニングを行う場合、詰め物や被せ物と歯の色の違いが気になる可能性があります。このような問題を避けるためには、虫歯治療の際に事前にホワイトニングを計画していることを伝えることが重要です。そうすれば、詰め物や被せ物の色調整やセラミック素材の使用などの対策が取れます。

    ◇ホワイトニングの効果が出にくい可能性がある:虫歯が進行して神経にまで達している場合、根管治療(歯の神経の治療)が必要です。しかし、根管治療によって神経が抜かれると、歯は徐々に褐色~黒色に変色する可能性があります。これは、血管が通っている神経が取られることで血液の循環が悪くなり、古いコラーゲン物質が歯の象牙質内の細い管に沈着し、それが変色するためです。神経を抜いたことによって変色した歯は、歯の内側にも影響を及ぼします。そのため、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングなどで歯の表面が白くなることはほとんどありません。

    おすすめのホワイトニング方法

    神経を抜いた重度の虫歯の歯は、通常のホワイトニングでは白くすることが難しいです。しかし、歯科医に相談しながら以下の方法で白くすることができますので、適切な方法を選びましょう。

    ◇ウォーキングブリーチ:歯の内部にホワイトニング薬剤を入れて、歯を白くする方法があります。通常の根管治療では、歯の神経を取り除いた後に薬剤を充填しますが、ウォーキングブリーチではその薬剤を取り除き、代わりにホワイトニング薬剤を入れます。この方法により、ホワイトニング剤が着色成分を分解し、変色した歯を徐々に白くします。薬剤は1~2週間ごとに交換し、数回の治療で歯が白くなったら元の薬剤に戻します。

    ◇インターナルブリーチ:インターナルブリーチは、ウォーキングブリーチと同じく、歯の内側にホワイトニング薬剤を入れて歯を白くする方法です。しかし、ウォーキングブリーチでは治療期間中、漂白剤を歯に入れたままにするのに対し、インターナルブリーチでは歯科医院内でのみ漂白剤を使用します。1回の施術で完璧な白さになることはほぼありませんので、通常は複数回の通院が必要です。ウォーキングブリーチと比較して、歯への負担は軽減されますが、ホワイトニング効果は少ないというデメリットがあります。

    ホワイトニング以外の方法

    ◇セラミックの被せ物をする:歯を削ってセラミックの被せ物をすることで、歯を白く見せることができます。セラミックの被せ物をすると、ウォーキングブリーチなどでは対応できない歯でも簡単に白くすることができます。また、歯の大きさや形を変えることもできるため、隣の歯とのバランスを考慮して形を決めることができます。さらに、時間が経っても色が変わらないという利点もあります。

    ◇歯のクリーニングを受ける:歯の表面の汚れが気になる場合は、歯科医院でクリーニングを受けることをおすすめします。歯のクリーニングによって、歯垢や着色汚れの原因となるステインを取り除くことができます。これにより、歯の本来の白さに近づけることができます。さらに、通常の歯磨きでは取り除くことが難しい歯垢や歯石をしっかりと除去することで、虫歯や歯周病の予防にもつながります。

    まとめ

    歯の黄ばみや黒ずみは、普段の歯磨きだけでは取り除きにくいですが、ホワイトニングを行うことで、理想の白さに近づけることができます。ただし、虫歯がある場合は、そのままホワイトニングを行うと虫歯が進行する可能性があるため、まず虫歯を治療してからホワイトニングを受けることが重要です。

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