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ホワイトニング後の痛みやしみる原因と対処法

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ホワイトニング後の痛みやしみる原因と対処法

ホワイトニング後の痛みやしみる原因と対処法

2024/03/202024/05/21

ホワイトニングをすると、歯がしみるという声がありますよね。そのため、しみることが心配でホワイトニングを検討している人もいるようです。この記事では、ホワイトニングによる歯のしみる原因と考えられる要因について解説します。さらに、歯がしみた場合の応急処置方法も紹介しますので、ホワイトニングを検討中の方は参考にしてみてください。

目次

    ホワイトニング後に痛みやしみるのはなぜ?

    結論として、ホワイトニングによって歯がしみるかどうかは個人によって異なります。ホワイトニングを受けた人の中には歯がしみると感じる人もいれば、しみない人もいます。このような違いが生じる原因は、歯の構造を理解することで明らかになります。歯は表面からエナメル質、象牙質、神経という構造になっています。エナメル質には神経が存在しないため、痛みを感じることはありません。しかし、象牙質というエナメル質の内側に位置する組織は神経に近く、敏感なため、刺激を受けると痛みを感じます。通常、歯がしみたり痛んだりしないのは、エナメル質が象牙質を保護しているからです。ただし、何らかの理由でエナメル質が傷ついて象牙質を保護できなくなると、しみたり痛みを感じることがあります。ホワイトニングを行い、薬剤が歯にしみる人は、元々エナメル質が傷ついていたり、ダメージを受けていることが原因と考えられます。

    痛みやしみる原因と対処法

    虫歯がある場合は、エナメル質が溶けた状態にあることを意味します。そのため、象牙質に刺激が達しやすく、ホワイトニングの薬剤がしみる可能性があります。また、虫歯治療後の詰め物に隙間がある場合も同様です。虫歯や詰め物の隙間がある場合は、ホワイトニングよりも歯の治療を優先しましょう。適切に治療を受けた後にホワイトニングを行うことで、歯の過敏や痛みを予防できます。一部の歯科医院では、小さな虫歯がある場合でも、その部分を保護してホワイトニングを行ってくれるところもあります。歯ぎしりや食いしばりによって歯の先端が削れて象牙質が露出している場合、ホワイトニングの薬剤がしみる可能性があります。しかし、エナメル質が削れている部分を保護し、ホワイトニングを行うことでしみや痛みを防ぐことができます。エナメル質に微細なひびがある場合は、それが象牙質に達すると刺激を感じることがあります。ひびは自覚症状がないことが多いため、ホワイトニングジェルを塗布した際に初めてしみることで気づくことがあります。微細なひびがある場合は、その部分にアパタイトやカルシウムを埋めて、象牙質を保護した上でホワイトニングを行います。歯周病になっている場合、歯周病が進行すると、歯茎が下がり、歯の根元が露出します。歯の根元にはエナメル質がないため、象牙質がむき出しになります。そのため、ホワイトニングを行うと薬剤がしみて痛みが生じる可能性があります。歯周病がある場合は、まず歯周病の治療を行ってからホワイトニングを行うことが重要です。歯科医院で使用されるホワイトニングジェルは濃度が高いため、エナメル質が薄い場合にはしみる可能性があります。しかし、濃度の低いホワイトニングジェルを選ぶことで、歯がしみるのを予防することができます。また、歯科医院のホワイトニングジェルは歯に強い刺激を与えるため、刺激の少ない薬剤を使用するセルフホワイトニングサロンを選ぶこともおすすめです。

    ホワイトニングで歯がしみた時の応急処置

    歯磨きやうがいをして、口の中のホワイトニングジェルをしっかり落としましょう。刺激の元となっているジェルが口の中に残らないように注意しましょう。特にしみる部分は丁寧に磨いてジェルを取り除きましょう。フッ素が配合された歯磨き粉は、しみるのを防ぐ効果があるので試してみる価値があります。即効性はありませんが、痛みの軽減につながる可能性があります。口の中を清潔に保っても、すぐに痛みが治るわけではないので、しばらくは安静にして過ごしましょう。ホワイトニング後は、知覚過敏になりやすく、軽い刺激でも痛みを感じることがあります。しばらくの間は、香辛料などの刺激物を避けることがおすすめです。また、熱や冷たさも刺激となるため、熱い飲み物や冷たい食べ物も控えましょう。このような自己ケアを行うと、痛みは時間の経過とともに軽減されていきます。しかし、自己ケアを試しても症状が改善されない場合や、痛みがますますひどくなる場合は、すぐに歯科医院を受診しましょう。適切な治療が必要な可能性があります。

    まとめ

    ホワイトニングに使用される薬剤の濃度が高いと、象牙質に触れた際にしみる可能性があります。通常、象牙質はエナメル質で覆われているため、歯の状態が良好であれば薬剤がしみることはほとんどありません。しかし、虫歯やエナメル質の傷、ひび、歯周病などの理由で象牙質が露出していると、ホワイトニングの薬剤がしみる可能性があります。ホワイトニングによるしみや痛みを防ぐためには、まず象牙質を適切に保護することが重要です。虫歯や歯周病の治療、歯のひび割れなどの問題を解決した後に、象牙質を保護するためにカルシウムやアパタイトで埋めることがおすすめです。その後、ホワイトニングを行うことで歯を美しくすることができます。ホワイトニングジェルの濃度が高いと歯がしみやすくなるため、濃度の低いジェルを使用するセルフホワイトニングサロンでの施術を検討することもできます。もし歯がしみたり痛みがある場合は、この記事で紹介した応急処置を試してみてください。痛みが続く場合は、歯科医院を受診することをお勧めします。

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