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タバコが歯に与える影響は?ホワイトニングで注意すべきポイント

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タバコが歯に与える影響は?ホワイトニングで注意すべきポイント

タバコが歯に与える影響は?ホワイトニングで注意すべきポイント

2024/03/192024/05/21

喫煙者にとって、歯の色や着色汚れは避けられない問題です。そのため、歯磨きだけでは取り除けないヤニや黄ばみを、ホワイトニングで美しくしたいと考える人も多いでしょう。この記事では、タバコが歯に与える影響や、喫煙者がホワイトニングをする際の注意点を紹介します。

目次

    タバコが歯に与える影響は?

    タバコの煙に含まれるヤニは、黄ばみの原因だけでなく、飲食物の着色汚れが付きやすくなる性質があります。これは、タバコのヤニがネバネバしていて粘着力があるためです。そのため、コーヒーや紅茶、赤ワインなどの飲食物の色素成分が歯に吸着し、黄ばみを引き起こすのです。ただし、タバコを吸った後数時間以内に対処すると、ヤニは歯につきにくくなります。ヤニを歯につきにくくする方法については後ほど詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。タバコが歯に及ぼす影響は、単に着色汚れだけではありません。タバコのニコチンによって口内の細菌が繁殖しやすくなり、歯周病にかかりやすくなる可能性があります。ニコチンは血管を収縮させる作用があるため、口内の組織に栄養が行き渡りにくくなります。栄養が不足すると、免疫力が低下し、細菌が繁殖しやすくなります。口内で細菌が増殖すると、歯茎の炎症が起こりやすくなり、歯周病などの疾患につながる可能性が高まります。タバコは、歯だけでなく、歯茎の色まで変えてしまう可能性があります。タバコに含まれるニコチンの成分によって血液の流れが悪くなり、タールの成分によってメラニン色素が生成されるため、歯茎が黒ずんでしまいます。

    喫煙者がホワイトニングを行う際に注意すべきポイント

    ホワイトニングを受けた直後は、歯の表面が着色しやすい状態になるため、タバコを吸うことは避けるべきです。また、ホワイトニングの種類によっては飲食に制限がある場合もあります。飲食物の中には歯の着色汚れを引き起こしやすいものもあります。ただし、飲食に制限がないホワイトニングもありますので、事前に確認しておくと安心です。歯医者さんでのオフィスホワイトニング後約24時間~48時間、マウスピースを使用したホームホワイトニング後約6時間はタバコを控えた方がよいでしょう。喫煙者にとっては長時間の禁煙は難しいかもしれませんが、ホワイトニング効果を高めるためにはタバコを控えることが推奨されています。

    セルフホワイトニングでヤニや黄ばみを取り除く

    セルフホワイトニングは、自分で行うホワイトニングのことであり、自宅で行う方法と専門サロンに通う方法があります。自宅で行うセルフホワイトニングには、ホワイトニング用の市販の歯磨き粉、液剤を使ったマウスウォッシュ、歯の消しゴム、歯のマニキュアなどを使用した方法があります。歯磨き粉を使用してホワイトニングを行う際には、ヤニに効果のある成分である「ポリリン酸ナトリウム」「ポリエチレングリコール」「ポリビニルピロリドン」が含まれている歯磨き粉がおすすめです。さらに、超音波歯ブラシを併用するとより効果的です。また、歯を傷つける可能性がある研磨剤が含まれている歯磨き粉は避け、研磨剤が入っていないものを選ぶようにしましょう。サロンで行われるセルフホワイトニングは、歯の表面に付着した着色汚れを浮かび上がらせて取り除くことで、本来の歯の色に戻す効果があります。サロンで使用されるホワイトニング剤は、歯の表面にのみ作用するため、刺激が少なく痛みがないという特徴があります。

    歯科医院でヤニや黄ばみを取り除く

    歯科医院で歯のヤニや黄ばみを取り除く方法には、大きく分けて4つの種類があります。1つ目はPMTCです。PMTCは、プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略です。この方法では、フッ化化合物などを含んだ特殊なペーストを使用して、歯の表面を磨きながら汚れを除去します。2つ目は超音波スケーラーです。超音波スケーラーは、超音波の振動を利用して、汚れを浮かせてヤニや歯石を除去する方法です。3つ目はジェットパウダー洗浄です。ジェットパウダー洗浄は、微細な塩の粒子を噴射して、歯の表面の汚れを取り除く方法です。この洗浄法により、歯の表面がざらざらになるため、PMTCと併用することが理想的とされています。最後にホワイトニングです。もし前述した方法でも汚れが落ちない場合は、ホワイトニングを試してみましょう。歯科医院で行われるホワイトニングは、オフィスホワイトニングとも呼ばれています。オフィスホワイトニングでは、過酸化水素を使用した薬剤を使って、歯に付着した色素を分解し、ヤニや他の原因で汚れた歯を白くすることができます。

    歯ヤニを付着させないための予防法は?

    歯にヤニがつかないようにするためには、定期的な歯磨きが効果的です。起床時、就寝前、昼食後には、丁寧に歯磨きを行いましょう。もし外出先などで歯磨きができない場合は、マウスウォッシュを試してみてください。タバコを吸った後は、ヤニが歯にこびり付く前に口を水ですすぎましょう。これはタバコのヤニだけでなく、色の濃い食べ物や飲み物の色素沈着を防ぐためにも効果的です。ぜひ試してみてください。前にも述べた通り、研磨剤が含まれている歯磨き粉は歯を傷つける可能性があるため、研磨剤が含まれていない歯磨き粉を選ぶようにしましょう。また、歯の消しゴムも歯のエナメル質を傷つける可能性があるため、使用を控えることが賢明です。ヤニ取り用パイプは、口内に入るタールを最小限に抑える効果があります。歯を保護するために、喫煙時にはヤニ取り用パイプを試してみることをお勧めします。タバコのヤニやニコチンは、歯の着色汚れだけでなく、歯周病や歯茎の黒ずみの原因となる性質があります。歯を健康的に白く保つためには、日常生活でできる対策が効果的です。この記事を参考にして、歯の黄ばみや着色汚れを防ぎましょう。

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