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歯の黄ばみは歯みがきで落とせる?歯の黄ばみとホワイトニング歯みがき粉の基礎知識

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歯の黄ばみは歯みがきで落とせる?歯の黄ばみとホワイトニング歯みがき粉の基礎知識

歯の黄ばみは歯みがきで落とせる?歯の黄ばみとホワイトニング歯みがき粉の基礎知識

2024/03/132024/05/21

歯が黄ばみや着色で汚れていると、清潔感がなく見えてしまうことがあります。多くの人が歯磨きで歯を白くしたいと思っているかもしれません。この記事では、歯が汚れる原因と歯磨きによって歯が白くなるかについて説明します。また、ホワイトニング歯磨きの選び方や正しい歯の磨き方についても説明しますので、歯を白くしたい方は参考にしてください。

目次

    歯が汚れる原因1

    毎日しっかりと歯磨きをしているにもかかわらず、いつの間にか歯に黄ばみや着色などの汚れが見られることがあります。なぜ歯が汚れるのでしょうか。食べ物や飲み物の色素が歯に付着すると、歯が黄ばむことがあります。例えば、コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレー、チョコレートなどです。これらの食べ物や飲み物の色素がエナメル質にステインとなって付着し、蓄積すると、歯が黄ばむようになります。また、喫煙も同様です。タバコのヤニが歯に付着すると、歯の色が茶色くなります。こうした日々の食事や生活習慣による色素沈着を防ぐためには、こまめな歯磨きが重要です。歯垢は歯の表面に付着しているネバネバしたもので、プラークとも呼ばれます。特に歯と歯の間や歯が重なった部分、歯と歯茎の境目などは歯垢ができやすいと言われています。歯に付いた歯垢が硬くなり、石灰化したものが「歯石」です。歯石が歯に付着すると、歯が汚れて見える原因となります。形成された歯垢を歯磨きでしっかりと除去できないと、2~3日程度で歯石に変化することがあります。付着した歯石は通常の歯磨きでは取り除くことができないため、歯科医で取ってもらう必要があります。

    歯が汚れる原因2

    食事をすると、歯のエナメル質からリン酸とカルシウムといったミネラル成分が溶け出す脱灰(だっかい)が起こります。通常、脱灰が起きても、時間が経つと唾液に含まれるカルシウムなどが歯に供給され再石灰化が起こります。口の中では、食べ物を摂取する度に脱灰と再石灰化が繰り返されており、これによって口の中の健康が保たれています。しかし、だらだら食べなどで脱灰が起きている時間が長いとそのバランスが崩れ、脱灰が進んでしまいます。歯からミネラル成分が溶け出たままだと、歯の表面に出来るわずかな凹凸やエナメル質内部で光が乱反射してつやや輝きがなくなり、黄ばみを際立たせます。脱灰による歯の黄ばみを防ぐためには、唾液を分泌して再石灰化を促進する必要があります。だらだらと食事をするのは再石灰化を妨ぐため避けたいものです。生まれつき歯そのものの色が黄色っぽいこともあります。歯のエナメル質の内側にある象牙質の色が生まれつき黄味がかっていると、それが透けて見えるのです。

    歯の黄ばみは歯みがきで白くなる?

    歯の色を白くするためには、歯科でホワイトニングをする方法があります。しかし、歯科でのホワイトニングは保険適用外のため高額になりやすく、通院の手間がかかります。また、高濃度のホワイトニング剤が歯にしみる症状が出ることもあります。そこで、自宅で手軽に歯の黄ばみを取りたい方には「ホワイトニング歯みがき粉」がおすすめです。ホワイトニング歯磨き粉は、着色汚れの原因となるステインを取り除いたり、ホワイトニング効果を持続させたりすることができます。ただし、市販のホワイトニング歯磨き粉には歯そのものを白くする濃度の成分は含まれていません。ですので、市販のホワイトニング歯磨き粉を使っても歯そのものが白くなることはありません。しかし、自宅でホワイトニング歯磨き粉を使ってセルフケアができれば、歯の着色汚れを防ぐことができます。また、毎日の歯磨きとして手軽にケアができるのもメリットです。

    ホワイトニング歯磨き粉の選び方

    ホワイトニング歯磨き粉の種類が豊富で、どれを選べばいいか迷う方も多いかもしれません。ホワイトニング歯磨き粉を選ぶ際には、「ポリリン酸ナトリウム」や「ヒドロキシアパタイト」といった成分が配合されているものをおすすめします。ポリリン酸ナトリウムは、歯の表面をコーティングし、歯の汚れや着色、ステインの再付着を予防する効果が期待できます。また、歯の再石化を促進します。食べ物や飲み物、タバコなどの着色汚れには、ポリリン酸ナトリウム配合の歯磨き粉を選ぶと良いでしょう。ヒドロキシアパタイトは、骨や歯の主成分と非常に似ています。歯垢を吸着除去したり、歯の表面の小さな傷を埋めて滑らかにする作用があり、歯垢や着色汚れの予防効果が期待できます。歯のエナメル質の健康を保ち、虫歯の発生と進行を予防し、なめらかで輝く白い歯を保つことができます。また、エナメル質から溶け出したミネラルを補給し、初期虫歯を再石灰化する効果もあります。

    正しく磨こう!歯磨きの注意点

    ホワイトニング歯磨き粉を使用しても、適切な歯磨き方法を実践しなければ、期待される効果は得られません。歯を正しい方法で磨くことが重要です。歯ブラシは鉛筆を持つような持ち方をし、力を入れずに歯を磨きましょう。力を入れるとブラシの毛先が開いてしまい、効果的に磨けませんし、歯や歯茎に損傷を与える可能性もあります。歯ブラシを5~10mm幅で小刻みに動かし、1~2本ずつ丁寧に磨きましょう。歯垢がついている部分は20回以上磨くことで、みがき残しを防ぎましょう。歯の裏側、表面、噛み合わせを別々に磨くことで、効果的に歯磨きができます。歯が白くなることで清潔感が増し、自信を持って笑顔を見せることができるでしょう。丁寧なセルフケアで、歯の本来の白さを取り戻しましょう。。

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